結婚する前も、結婚してからも1年に2〜3回一人で国内旅行に行っていて、
妊娠・出産で2シーズンは行っていない。ああ行きたいな〜と思いながら、ずるずると予定を立てずにいた。
ある本を読んでて、暮らしを楽しくするヒントとして、「娯楽の予定を立てましょう」という項目をみた時に、〝そういえば、娯楽の予定って最近考えたことがない!〟と、ハッと気づいて、その日にエイっと、宿を予約してしまった。
夫は、いいよ行っておいで〜と軽々と返事。
一人で旅行に行くんだ!と決めたものの、いつもならわくわくするのに、なぜか憂鬱。
母乳ではないから、母がいなくても食について困ることはなさそう。
日中も父と二人で過ごすことが多いから大丈夫そう。
夜、寝る時だけが、気がかり。
夜の寝かしつけは私が担当していて、夫だと絶対に寝ない。
旅行に行く1週間前から夫の寝かしつけも試しておこうと思って、担当してもらうも、「担当者がそこにいるのに〜!!!担当を出せ!」とばかりに、この世の終わりみたいな泣き方をして、寝る気配なし。で、私が代わるとピタっと寝る。
「やっぱり母が必要なのね〜」なんて言ってほしいんじゃなくて、もしも一晩いなかったらこの壮絶な泣き方を一晩中続けるのか・・そして、それに夫は一人で対応するんだろうか・・と考えたら、私が旅行に行くことは誰にとってもいいことはないのではないか・・と、思った。
やっぱり行くのやめる・・か、日帰りにするか・・と、うじうじと考えていた時、
ここで予定を変えたら、きっとあとあと、「私ばっかりいけない」と根に持つのではないか・・・と思って、予定は変えずに行くと決めてしまった。
どんな1日を過ごすのかと、ドキドキして、出発。
旅行を楽しんで、宿で夫から、21:00くらいに就寝メールが来た。
なんとー。信じられない・・。1泊2日して、帰った日もいつもと同じようにミルクを飲んで、眠りにつきました。
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今回、旅行に行ったのが、いい学び、経験になったと思う。
子どもを産む前は、365日毎日お世話をしているうちの1日夜いないなんてことはできるものだと思っていた。
こんなにも子どもと離れるということが、自分ができないなんて・・。
これからも、このまま進むべきか、止まるべきかと迷う場面がたくさんあると思う。
泣き叫ぶ娘を見て、「やっぱりいけない」と思ったように、大丈夫できる!なんていうことはなくて、考え出すとなんにも「できない」ように思える。
たくさんの「できない」を心に溜めていると、世の中も、夫も娘のことも曇って見えてくるんだろうな〜と思う。
なので、最初の一歩を踏み出してみる経験が大切で、それをしないといつまでも「できない」ところから進んでいけないのだと思う。