うつ病日記:受診するまで

3月にうつ病と診断されました。

服薬治療とカウンセリングで子ども1人の子育てと働くことを継続しながら治療しています。

仕事はNPO法人の管理職ですー。

 

始まり、受診前

2月の初め頃から、なんか最近うつっぽいし、理由なく涙とか出るなぁ・・と思っていたと思う。わたしの場合は定期的に抑うつ症状はあって、セルフケア(1人時間を取る、症状を外在化する)して、付き合ってきたので、この症状よくあるやつって思っていた。

こんな症状→動悸・息がつまる感じ、悲嘆(悲しさがやってくる感じ・特に理由はない)、理由はないが涙が出る。ストレスの原因は組織の構造的な課題や風土、軋轢やトラブルの中で仕事してきたことだろうと思っていた。

 

適応障害か??うつ病じゃないだろ。

知り合いのカウンセラーに話を聞いてもらう、職場の公認心理師の部下に話聞いてもらう・・

聞いてもらったら、症状強くなってるー。なんでかね・・

「安心を知ったがための副反応」と知る。ナルホド。

ネットで調べて適応障害かな・・??と思う。2週間続いたら、受診か・・。

職場に行くとしんどい感じが増してくるため、カフェで1人時間を取りながら働く。

2週間経つ、収まらない・・・。

適応障害は、将来うつ病に移行する確率が高い」と知る。ああ、恐ろしや・・。

受診をしてしまうと、「アナタは病気です!休職してください!」と印籠をもらってきてしまうような気がして、病院受診は躊躇っていた。そして、クリニックはどうするか??

 

「もっと重症鬱、動けないレベルになってしまうよ!!」と同僚に言われたのと、お医者さんもサポーターの1人だと思えたことに後押しされ、同僚のおすすめで面接が上手な先生のいるクリニック受診。

 

うつ病診断もらう・・ガーン!

3月1日に初診。ベーシックな抗うつ薬SSRI エスシタロプラム)をもらい薬飲み始める。

この時は睡眠障害はなかった。3月7日に受診2回目。

ドクター「仕事が休みの日はしんどいですか?」

「しんどいですね」

ドクター「うーん、そうするとうつ病ですねぇ・・」

うつ病・・・!!!!!適応障害じゃなかった!」ガーンとなり、職場の心理職の2人に、帰宅後、メールをする。「わたしの職場内メンタルサポーターになってください。毎日、アカネの鬱日報を送ります。スルーしてください。」

 

そして、その翌日からは、睡眠障害も出始める。

寝たいと思っているのに神経がイカれているようで、眠れなくなる。

うつ病診断の翌日、メンタルヘルスサポーターになってくれた、わたしの部下で公認心理師のOさんとお話する。その時初めて、今まで誰にも言わないでいた想い、辛かったことを全て話した。誰も来ていない早朝の事務所で大泣きをする。ただ、Oさんは横で聞いていてくれる。

「1人じゃないから、大丈夫ですよ」

この言葉が暖かく、染み渡っていく。洗いざらい話したから、もう丸裸になった。そうしないと多分回復しないんだろうなとぼんやり思っていたので、お話できてよかったなと思う。

1人でストレスを打ち返し、1人で闘っていた果てに心が疲れていたということだったんだとわかった。うつ病=休職と短絡的に判断されるものではなく、自分のストレッサーを自覚し、休息の時間をとり、回復のために必要な睡眠をちゃんと取る、覚醒状態をやわらげ休息を促す薬を飲む。そうすることで、働きながらの治療は可能と知り、即休息にはならなかった。

うつ病治療と働くはまた次の回で。