自分は自分 女とか男とかわかる5歳

保育園にお迎えに行く。
さとちんは、クラスの男の子2人追いかけっこして楽しそう。
楽しそうにしてると思ってたら、あら大泣きしている?!
 
一緒に遊んでいた子が、「さとちゃんが泣いてるよーーー」とお知らせしにきてくれる。
どうしたどうした??と聴いてみる。何がどう嫌なのかをうまく言えない5歳。
 
「『おんなからにげろー』って、Sくんが言って逃げたのがいやだったの・・・」「なまえでよんでほしかった」ってわかった。
さとちゃんはさとちゃん、名前で呼んでほしかったのに、あんた、女、ボク男!みたいな言われ方が嫌だったって感じかなぁ。。
 
一緒に遊んでいた、Sくんに声をかけ、さとちんとSくんで、何が嫌だったのかをフィードバックしてみる。
「そうかーー」って顔をしていた。で、またその後追いかけっこして遊んでた。
 
近くにいたSくんのお父さんがいて、「うちのボーズなんかやりました???」って声をかけてくれる。初対面だからわからなかった・・。
こんなことがあったんですよーってお伝えしたら、「すみません、男の子だからとか女の子だからとか、言わないように言いますね」って申し訳なさそうにする。
「ぶつかってわかることがあると思うからいいと思うんですよ〜」って伝えておいた。
 
「自分」という存在を自覚しているということで、女とか男とかわかってきたってことだし、嫌だってことも分かるということだなあーと成長も感じた。
「女」って呼ばれてなんだか嫌だったという違和感と、それを相手につたえて「知る」ことから、学びも対話も理解も生まれると思う。こうした一つ一つの機会は大事なのではないかと思う。
 
トラブルはいけないって親が思いすぎて、こうしたいい機会を潰さなくてもいいと思う。
親同士が子どもは、こうした小さな衝突、関わり合いの中でお互いに成長していくという共通認識をもてること、それを確認できることがまず大事よねぇと思った。